ダイナ最新話感想

第48話

ンダモシテX

放映日

1998年8月8日

登場怪獣

モゲドン
チャダビン星人


脚本

(原案:京本 政樹)
右田 昌万・武上 純希

監督

北浦 嗣司

特技監督

北浦 嗣司


感想

ちょっと「あらすじ」を・・・。

丸七花火で働くムサシは人がよく、なんでも頼まれてしまう性格であった。
おもちゃ屋さんへ納品へ行ったムサシは、多摩丘陵に怪獣が出現したという
ニュース速報を見て驚き、慌てて現地へ向かった。
そのおもちゃ屋にはかつてガロワ基地隊長で、今はコスモアドベンチャー部隊隊長である
ハヤテの姿があった・・・。

多摩丘陵に到着したムサシの目が光った。ムサシは怪獣の内部を透視し
体内に何かを見つけ、そして現地にいるTPC対策本部へと「やめろ!」とかけよった。
そこへハヤテが現れた。そうしてムサシに向かってこう言ったのだった。
「はいそこまで。覚悟しなよ『チャダビン星人』!」
ムサシはさらに叫ぶ。「怪獣の体内に『ンダモシテX』が!」
ハヤテはS−GUTSに怪獣の体内を調べるように依頼する。
調べたナカジマは慌てた。なんと怪獣の体内には地球をも破壊してしまう強力な爆弾があったのだ!
ヒビキ隊長は、怪獣を眠らせるように命令し、コウダはガッツイーグル3機で「キャットトリック
(ねこだまし)」をしかけた。ねこだましは見事に成功し、怪獣「モゲドン」は眠り込んでしまった。

ムサシはS−GUTS司令室に連れて行かれた。
ハヤテはチャダビン星人について説明する。
チャダビン星人は銀河系でも3本の指に入る凶悪宇宙人で、ンダモシテXのような悪魔の兵器を
作成しては惑星や衛星を実験台にして、星の破壊を繰り返していた。
ハヤテは最近太陽系に3匹のチャダビン星人が侵入したという情報をつかみ、そのうち2人を
捕まえ始末した。そして最後の一人をみつけたのだった。
ムサシは「命のない星で科学的実験を行っているだけだ」と思っていた。
そして、地球も滅亡した星だとチャダビン星人の上層部から言われ、「ンダモシテX」を
設置しに来たのであった。
チャダビン星人は、ンダモシテXを設置しているときに、本物のムサシに声をかけられた。
振り向いたチャダビン星人の姿に驚いたムサシは乗ってきた宇宙船に接触し、その宇宙船は爆発した。
チャダビン星の宇宙船は、機密保持のために、他の知的生命体が触れると爆発する仕掛けになっていた。
その爆発をみたムサシの妻ヒサコと娘のナミが探しに来た。チャダビン星人は、爆発によって命を落とした
ムサシに成り代わりヒサコ、ナミの前に姿を現した。そして、地球での生活が始まったのであった・・・。

ムサシの姿をしたチャダビン星人に、まだ疑いを持っているハヤテはこういった。
「おまえ、地球人に化けて地球を爆発させるチャンスを狙っていただろう?」
ムサシは激怒した。
「ヒサコもナミも愛している!その気持ちは本物だ!!」

そして、ハヤテとムサシが怪獣の体内から「ンダモシテX」を取り出すことになった。
体内に入った二人は、ンダモシテXを発見した。しかし、すでに起爆装置が作動しており、
残された時間は後5分であった・・・。



必ず出てこないと気が済まない(^_^;)、ハヤテこと京本政樹さんの登場です!
しかも今回は脚本の原案まで手がけているし・・・。
そして、今回のメインゲストは特別出演の赤井英和さんです。
非常にいい味だしていましたね。
私は「いとうまい子」さんの出演がとても嬉しかったです(^_^)。
それと、丸七花火の女性社員役で登場した「ペコちゃん」さんの出演に感激しましたが(^_^;)。

丸七花火」の「七」は、やっぱり「ウルトラセブン」から来ているのでしょうか?
ンダモシテX」もモロボシダンとかと関係あるんでしょうかね。

ハヤテはガロワ基地の隊長を退任し、コスモアドベンチャー部隊の隊長となっていました。
・・・コスモアドベンチャー部隊って、「宇宙偵察隊」みたいなものですかね?

「キャットトリック(猫だまし)」作戦でのリョウの

 「グンナイト!(Good Night!)

というセリフがセクシーでした。
麻酔弾を撃ち込まれた「モゲドン」の目がビヨーン!と飛び出していたのがかわいかったですね。

ダイナの変身しながら怪獣に飛びかかるのは、すっかり定番になってしまいましたね。
しかも今回はパワータイプにチェンジしてから飛びかかっていました。
モゲドンの体内に入ったハヤテとムサシですが、モゲドンのくしゃみで外へ吹き飛ばされます。
・・・あんな高いところから落ちて、ふたりは全然怪我もしてないなんて!(^_^;)

チャダビン星人は、銀河系の中でも3本指に入る凶悪な宇宙人だとハヤテが語っていました。
しかし、ムサシに成り代わったチャダビン星人は非常に優しい心の持ち主でした。
チャダビン星を悪くしていたのは、上層部の人間達だったのでしょうか?
地球でも、そのような国がたくさんありますよね・・・。

戦いが終わって、ムサシの妻ヒサコ、そして娘のナミがムサシに抱きついてきます。
そこに現れたハヤテに、ヒサコはこういいます。

 「パパは子煩悩なだけの普通の人です・・・。

ハヤテはチャダビン星人を見逃し、去っていきます。
しかし、そのハヤテはそんなにかっこよく思えませんでした。
かっこよかったのは、ナミに大きな花火の誕生日プレゼントをして、
丸七花火の多摩工場を救い、3階級特進で部長になったムサシお父さんの方でした(^_^)。


さてついに、ダイナも最終章に入ります!
「人造ウルトラマン」がついに誕生か?神の領域に踏み込もうとする、人類の運命は?

次回予告

最終章1
新たなる影

人間の悪しき欲望は人造ウルトラマンを生んだ。
それは、無限地獄の始まりだった・・・。


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