ダイナ最新話感想

第42話

うたかたの空夢

放映日

1998年6月27日

登場怪獣

レギュラン星人
マウンテンガリバー5号


脚本

川崎 郷太

監督

川崎 郷太

特技監督

川崎 郷太


感想

ちょっと「あらすじ」を・・・。

ヒビキ隊長は隊長日誌をつけていた。
「隊長日誌167−0043
 火星基地でナカジマの設計によるスペシウム砲の試作品が完成した。
 火星特産の鉱物スペシウムは、大きなエネルギーを生むことは分かっていたが、
 これが完成したことで、我々の戦力は大幅に強化される。
 夜が明けると、アスカとマイがサンプル受領の旅に火星へ向かうことになっている・・・。」

S−GUTSでは、スペシウム砲の獲得に躍起になっていた。
マイは彼氏とのデートがあるので、リョウにシャトル搭乗の代わりを頼むが、代わってもらえない。
ナカジマはいった。「あんまりすごい武器を持つと、文句言いに来る宇宙人とかいますよ。」
と、絶妙なタイミングで文句を言いに来た宇宙人がいた!
「その通り、私はレギュランのゾーカー将軍。宇宙一の嫌われ者だ!」
なんのことやら分からない状況で、敵襲!
「シャトル打ち上げ中止ですか!」マイは喜ぶ。
「こんなことぐらいで打ち上げを中止できるか!」とはコウダ。
「なんとしてもシャトルを上げるぞ、俺達の未来のために!」ヒビキが声をかける。
隊員全員で「オゥ!」・・・マイはやけくそ気味に・・・。

「出撃フォーメーションはガンマカルテット!」
ダイブハンガーからは、ガッツウィング2号が長距離援護射撃用に発進した。
「開始時刻は09:24」ヒビキが伝える。

グランドームは第一級戦闘配備!
ガンマ号がグランドームを発進した。
レギュラン星人の球型宇宙船が襲ってきた。
ガッツウィング2号による、攻撃が開始された。
ガンマ号も、攻撃を開始!

その戦闘のさなか、アスカとリョウは火星へと向かった・・・。

戦闘も一息ついたところ。今度は火星のマリネルス基地より緊急連絡が入った。
小惑星体に彗星が接近していた。その彗星は爆発物の可能性があった。
と、またレギュラン星人がモニターに現れた。

「名付けて『石ぶつけ作戦』だ。どうだ、すばらしいネーミングだろう・・・。」

気にもとめずに、ヒビキ、ナカジマ、カリヤ、リョウは彗星爆弾を止める作戦を考えていた。

「こら、無視するな!!我が彗星爆弾は、まもなく爆発する!」

彗星爆弾は爆発した。小惑星の破片は広範囲に散乱するため、
TPCの各基地はその迎撃準備を進めていた・・・。

なんとか火星基地まで到着したアスカとマイは、
基地指令のナハラと開発部のホリイと会う。
ホリイは、火星基地は危険なのでさっさとスペシウム砲を持ち帰れというが、
アスカは、小惑星の破片の排除を手伝うという。
このような不測の事態に備えて、ホリイは秘密兵器を開発していた!
それは、巨大ロボット。名付けて「マウンテンガリバー5号(略して『MG5』)」!
しかし、これには重大な欠陥があった。それはコックピットが非常に狭いことだった。
マイのようなチビスケしか乗ることができない。
・・・かくして、マイは無理矢理、コックピットへ・・・。
発進!マウンテンガリバー5号!!


郷太、やりやがったな!
見終わった後の感想です。いやぁ、やられましたね。

予告編では、レギュラン星人とレナちゃんがでてきて、
「これは、レギュラン星人とレナちゃんとの間で何かおこるのか!」
といった思わせぶりがありました。
・・・見事に裏切られました(^_^;)。

そういえば、マイの予告編でのセリフ、

死んじゃうとね、好きな人と会えなくなるんだよ。

ですが、本編では出てきませんでしたよね?

今回は、「ティガ・ダイナファンへのサービス」はもちろんですが。
ウルトラ世代が通ってきたアニメのエッセンスを、ふんだんに使った、
超豪華コント 〜ティガ・ダイナの大爆笑〜」でしたね(^_^;)。
ヤマト・ガンダム・マクロス・キャプテンハーロックなどなど、みていて
非常に楽しめました。
ボケとつっこみもいい感じでした(^_^)。
やりたかったんだろうなぁ、こういうことが。

ちなみに私は、ナハラ参謀(タケ・ウケタさん)が好きですので、出演はとてもうれしかったです。

ティガがらみのギャグで、やはりすごいのは「マウンテンガリバー」でしょう。
マウンテンガリバーは、ティガの「石の神話(第2話)」でムナカタ副隊長が光の巨人に
つけた名前です。
その名前を持つヒーローロボット(?)が現実のものとなったのです!
・・・この名前、すっかり忘れてましたよ。
コックピットのプレートに刻まれた文字・・・。

マウンテンガリバー5号
(MG−0005−RX)

開発責任者:ホリイマサミ
機体番号 :へ−0001号
起動   :西暦 弐千拾八年四月壱日

そういえば、なんで5号なのでしょう?
ひょっとして、ティガの巨人が3体、その次がダイナ。その次で5人目?
地上へ出てくるときに、ミラーボール回っているし・・・。

レナちゃんは「キティ小隊」所属だし、ムナカタリーダーはキャプテン(親分?お頭?)ムナカタだし。
なんといっても「スペシウム砲」の発射音は、あれだし!
あーもう、ギャグを片っ端から書いていたらきりがない!
アスカが落としていった「アルファ号」が役に立つとは・・・。

いいから、どけってーの!
思いっきり、アスカの声のダイナ(^_^;)。

寝ぼけたアスカが、
俺ダイナじゃないです。

それを聞いたマイが、
そんなのみんな知ってるわよ。

アスカとダイナの関係は、今のところばれていないようです(^_^;)。

今回は、マイとアスカが主役でしたが、二人の関係を何か意識したのでしょうか?
それとも、ただの漫才コンビ?

エンディングのレギュラン星人の「ハイ!」のアクションがかわいかったですね(^_^)。
最後に、「隊長日誌167−0043」ですが、この7桁の番号って郵便・・・?


次回予告

あしなが隊長

超巨大怪獣ゴルザ出現!そこにはヒビキの遠い記憶も眠っていた。
ダイナ対ゴルザ、世紀の対決!



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