ダイナ最新話感想

第31話

死闘!ダイナVSダイナ

放映日

1998年4月11日

登場怪獣

ニセウルトラマンダイナ
モンスアーガー2
グレゴール人


脚本

増田 貴彦

監督

原田 昌樹

特技監督

原田 昌樹


感想

ちょっと「あらすじ」を・・・。

アスカは、昼間のパトロール中に昼食を食べ公園で昼寝をしていた。
そこをカメラマン志望の少女、クドウナツミに撮影されてしまう。
ナツミは、その写真を脅しの材料にして、アスカにTPC基地内を
撮影させてくれるように頼む。
そんな話をしている時、4本の剣のような物体がワープアウトし、
アスカ達の近くへと落下した。
その後、なんと改造された「モンスアーガー」もワープアウトして、
街を破壊し始めた!これには、S−GUTS司令室で映像をみていた
ハネジローも驚いていた。
さっそく、S−GUTSはガッツイーグルで出撃した。
モンスアーガーの弱点である、頭の皿状部分を攻撃するが、そこは改造され
シールドが張られていた。
アスカがダイナに変身しようとしたそのそばに、黒い服を着た男が
立っており、なんと彼はウルトラマンダイナに変身したのであった!!
その「ニセダイナ」は、モンスアーガーと戦い始めた。
その時、宇宙船がワープアウトしてきた。宇宙船はニセダイナとモンスアーガーの
バトル映像を、全通信回線に割り込み中継した。
そのバトルを撮影していたナツミは思った。
「・・・違う。」
モンスアーガーは消えた。ニセダイナ、そして宇宙船も・・・。
人々は、ニセダイナとは分からず、ダイナの勝利を喜んでいた。
ナツミはアスカに、戦っていたのが本当のダイナじゃないと話した。
その時、黒服の男を見つけアスカは追いかけた。人影がなくなったところで、
その男は襲ってきた。
「おまえは何者だ!」アスカが叫んだ。
「私はヘラクレス座M16惑星から来たグレゴール人だ。
 ウルトラマンダイナ、私は君に挑戦するためにやってきた!」
彼は、宇宙の格闘士で宇宙で様々な戦士と勝負をしているという。
ダイナに化けたのは、素顔を見せて地球人に侵略宇宙人に思われたくない
ためだった。
「私と勝負をしろ、ウルトラマンダイナ!」
宇宙からワープアウトしてきた剣のような柱に、太陽がかかるときに
勝負を開始するとグレゴール人は言った。
どうする!アスカ!!



さあ、やってきました恒例の「ニセモノ」シリーズです(^_^;)。
今回は、今までのウルトラシリーズにない展開ですね。
なんとニセウルトラマンダイナは、宇宙の道場破り野郎だったんですね!

しかし、グレゴール人がモンスアーガーを改造して地球に連れてくるとは、
なんとも驚きですね。
すっかりレギュラーとなったハネジローは、ものすごく驚いていましたね。
そういえば、ハネジローがご飯を食べてましたけど、あれは何でしょうね?
キャットフード?ドッグフード?鳥の餌?
それとも、人間が食べるのと同じもの??

アスカは、ニセダイナに勝てるか悩んでいました。
そこで、少女カメラマンのナツミが言ったこの言葉に励まされます。

本物のダイナは、強さを自慢した戦い方をしない。
 いつも必死で、一生懸命で、何度倒されても諦めずに立ち向かっていく。


この言葉でアスカは、自分の戦い方をすればいいことに気づきます。
この戦い方こそが、アスカの生き方そのものなのではないでしょうか。

ウルトラマンティガの「いざ鎌倉!(第46話)」で登場したホシノのように、
ファインダーの奥にある真実を見通す目がここにもありました。

ニセダイナは、意図的なのでしょうか?あのポーズはまさしく「イービルティガ」!
しかし、リングまで作り出すなんて本当に格闘好きの宇宙人なんですね。
ニセダイナの足の先が魔法使いの靴のようになっていたのが印象的でした。
みんなが、ダイナを応援しているところをみて、ティガの「悪魔の審判(第25話)」をちょっと
思い出しました。

化けの皮がはがれたグレゴール人は、まるで黄金バットのようでしたね(^_^;)。
負けたグレゴール人は、いさぎよく立ち去っていきました。
ダイナのVサインを撮影したナツミの

かっこいい!

のセリフ。心がこもっていました。
本当にダイナがいたら、かっこいいでしょうね(^_^)。

で、リョウに叱られているアスカの格好悪さと対照的なんですね(^_^;)。



来週は、あやしいぞ。マイのキス??

次回予告

歌う探査ロボット

謎の壊滅をとげる土星衛星補給施設で、探査ロボットが聴いたメロディーとは?
愛が恐怖に変わるとき、何かが起こる・・・。


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