ダイナ最新話感想


題名:「新たなる光(後編)」(第2話)

脚本

長谷川 圭一

監督

小中 和哉

特技監督

大岡 新一


放映日:1997年9月13日

ダイナからは、ストーリは書かずに感想のみを載せて行くつもりです。
(仕事の都合で時間がとれなくなったので・・・。)
ファンの皆様からストーリーを載せてくれという要望があれば、また
再掲載も考えたいと思います。


感想

今回の話は、前回の続きです。
スフィアという謎の球体が、月や火星という、ネオフロンティアを建造している場所を
攻撃します。スフィアは岩石や金属の破片を使って怪獣へと姿を変えます。
スフィアは地球にも飛来し、今回は「グラレーン」という溶岩でできているような
怪獣へと変化します。そして、TPCの高純度エネルギー貯蔵庫へと向かいます。


ダイナはティガよりCGが随分多用されています。スフィアはもちろん、宇宙空間で「ガッツイーグル」が分離する
シーンなんか、完全にCGでできていました。アスカがダイナに変身してダイナが登場してくる
ところも完全CGでした。そして、通常の「ミラクルタイプ」から「フラッシュタイプ」へ変化する
ところも完全CGでした。
もちろん、新しい試みなのは非常にすばらしいと思うのですが、私はなんとなく受け入れにくいですね。
もう少し、違和感なくCGを導入できないものでしょうか?

今回変身するのに「リーフラッシャー」というのを使用します。これって、なんだか飛び出しナイフ
の用ですね。このご時世にあまりいい形とは思えません。

ストーリーの中で「ウルトラマンダイナ」と名付けたのは、ミドリカワ隊員(山田まりあ)
だとは・・・とほほ・・・。

地球で怪獣が出現したとき、ガッツイーグルが分離して結局1機だけ地球に戻ってきたのですが、
そこで、TPCのパイロット訓練生、教官が「ガッツウィング1号」で応援にきます。
このシーンには感動してしまいました。やっぱりティガからは離れられませんね。

スフィアという球体は、結局グラレーンが倒されてから、宇宙の彼方へと去っていってしまいます。
地球人類が宇宙へ進出するのを阻止する力であるように描かれていますが、本当の所は分かりません。
ティガでも、マキシマオーバードライブが完成されたとき、ゴブニュというなぞのロボットがそれを
破壊しにきましたよね?それと同じ力なのでしょうか?
ゴブニュというのは、マキシマオーバードライブが完成すると、地球人類が宇宙へ広く進出できるよう
になってしまうので、それを阻止するためにきたようにも思えます。スフィアの前段階がゴブニュ?
スフィアの件は、この後描かれるのでしょうか?楽しみのような、不安のような・・・。

最近、ダイナの批評が新聞の読者欄に掲載されたのを見ましたが、出演者の言葉遣いが乱暴で、
子供達が見ているので良くないというのです。
言葉遣いについては、きっと意図的にそうしているのでしょうが、なんか無理にそうする必要は
ない気もします。言葉遣いについては、私も検討していただきたいと思います。

今回も、アスカがダイナであることはバレませんでした。
やっぱりこのまま隠し通すのでしょう、きっと。
ウルトラマンについて、TPCの資料には

人間を導く最も純粋で崇高な光

と記録されているそうです。
他に、ウルトラマンついての情報はトップシークレットになっているのでしょうか?

正直、ティガのイメージがどうしても離れない今は、結局それ以上のものを望んでみてしまい、
なにかピンと来ないところもあります。
ティガは第3話でキリエル人の話が出てきて、インパクトが強く、これはストーリ的に違うぞ!
という感じがありました。しかし、今回のダイナは特撮技術的には優れ、ティガのストーリを
継承していますが、私の心に今一つ入ってきません。

今後のストーリー展開に期待したいと思います。

次回予告

目覚めよアスカ

宇宙からきた隕石はサイクロメトラの卵だった。
サイクロメトラが怪獣ブローシーナ破滅へのカウントダウンは始まった!


ウルトラマンダイナファンのホームページへ