ダイナ最新話感想

第16話

激闘!怪獣島

放映日

1997年12月20日

登場怪獣

ネオザルス
クローンシルバゴン
クローンシルドロン
ハネジロー


脚本

川上 英幸

監督

村石 宏實

特技監督

村石 宏實


感想

ちょっとだけ「あらすじ」を・・・。

TPC生物工学研究所に、アスカ、ナカジマ両隊員はハネジローに会いに
訪れた。そこでオオトモ博士からハネジローの遺伝子には攻撃的な要素がなく、
また、小学二年生程度の知能があることを知らされる。
次の日、そのオオトモ博士と数人の部下が、ハネジローを連れて失踪したと
スーパーGUTSに連絡が入った。
さっそく、失踪したと思われる、魔の地帯「ザリーナ地帯」を捜索した。
アルファー号に乗っていたアスカは、そこで地図にはのっていない島を発見
する。アルファー号、ベーター号はその島へ着陸した。
そこではなんと、倒されたはずの怪獣「シルドロン」と「シルバゴン」が
戦っていた!
シルドロンは倒され、シルバゴンがアスカ、コウダ、ナカジマを襲った。
ナカジマの持ってきた「ブレイクシューター」で攻撃し、難を逃れた。
その時、草むらの中に人影を発見する。3人は逃げた人間を追いかけ、捕まえた。
彼はオオトモ教授の助手のヤマザキだった。彼は、シルバゴンを傷つけたと怒った。
そこにオオトモ博士からの連絡が入る。なんと彼らはシルバゴンをトレーニング
していているというのであった。
コウダ、ナカジマは博士のいる研究所へと向かった。アスカはガッツイーグルで
待機していた。
研究所でオオトモ博士は、ハネジローの遺伝子を、島で眠っていた怪獣へ組み込もうと
していた。
シルバゴンやシルドロンは、博士が遺伝子操作で作り上げた「クローン怪獣」で
あった・・・。


怪獣島と聞くと、初代ウルトラマンで、レッドキングやピグモンが出てきた

 「怪獣無法地帯(第8話)

を思い出します。やはり意識されているのでしょうか?

クローン怪獣はそれぞれオリジナルと色が違ったと思います。
シルドロンは緑色っぽくなったし、シルバゴンは赤いすじが青いすじに
変わったようです。

それにしても、あの研究所はどうやって建てたのでしょうね。
地図にものっていないような島に建設するのは、ちょっと大変な気が
しますが・・・。

怪獣のクローンを作り、それらを操作できるようにする。
そして人の入り込めないような危険な場所で、敵を攻撃するのに使用する。
特に、ネオフロンティア時代であるので宇宙での戦いでは
非常に威力をはっきする。ある意味合理的であると思います。
オオトモ博士は、ハネジローの遺伝子を怪獣に組み込もうと考えていました。
ひょっとしたら、実現できるのではないか?とふと考えてしまいました。
結局ストーリーではネオザルスには、ハネジローの遺伝子を不完全に組み込んで
しまし、命令をきくまでには行きませんでしたが。
怪獣のクローン問題は、今の時代を非常に反映した問題ですね。
人間のクローンについて論議されている昨今ですが、クローン問題を怪獣の
クローンも簡単に作れるであろう時代の問題として、考えさせるストーリー
でした。

アスカの乗っていたアルファー号はネオザルスの光線の直撃を受け爆発します。
その直後にダイナが登場します。
これでもまだ、アスカとダイナの関係を疑わないのは、いくら子供番組だからって
無理がありません?
おまけに怪獣を倒した後も、ナカジマ隊員はアスカのお墓を作って(たぶんオオトモ
博士がその下には眠っているのでしょうが)泣いているんですよ。
ナカジマは「アスカが死んだぁ!」と何回も泣きながら、いつもアスカがどこからか
姿を表している。ナカジマが鈍感だといっても、いい加減気づきますよね。
まあ、文句言ってもアスカの正体がばれちゃ、ストーリーが続かなくなりますので・・・。

ハネジローは可愛いですねえ、本当に。
ダイナのマスコットとして売り出される日を楽しみにしています(^_^;)。

今回登場のネオザウルスもなかなかかっこいい怪獣でした。
ポーズをつけて胸から光線を出すのなんかにくいですね。


さて、次回はリョウ隊員が灰色の顔で倒れちゃいます!
どうなるリョウ!

次回予告

幽霊宇宙船

その宇宙船が通り過ぎた街は、ゴーストタウンと化した。ついにリョウまでも!
航海日誌に記された「ゾンバイユ」とは?


またまたプレゼントです。最近太っ腹ですね!


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